5.22 Update

婚活ドラマを通してリアルな婚活の実情に迫る!

ついに始まりました!2本の婚活ドラマ。もちろん、みなさんご覧になっていますよね?このコーナーでは、ドラマ放映後にドラマの内容を交えながら、実際の婚活事情や主人公になぞらえた傾向分析などを語っていきます。アラサーもアラフォーも、女性も男性も必見の内容ですよ!

番組レビュー

[5月22日 更新]

選択に迷ったらマズロー的分析を

運命を左右する二者択一。

いよいよ佳境に入った「コンカツ・リカツ」の第七回目。N.Y.への転勤が決まった誠からのプロポーズを受けた一方、洋一からの突然のキスに戸惑う七海。母親である幸子はバーベキューパーティーに候補者ふたりを招いて、七海に最終決断をさせようと目論んだ。パーティーには七海と家族と友人、そして誠と洋介と七海の弟的存在である省吾が集結。そこでバーベキューソースを食べた七海は、それを誠が作ったとは知らずに口に合わないことをあからさまに表情に出してしまった。七海の好みや癖を知り尽くしている洋介は、七海にはN.Y.生活は向かないことを暗にほのめかす。誠は白馬に乗った王子様のような男性だが、洋介は使い古した毛布のような男性。いよいよ決断の時期。「条件はいいが不安を感じる相手」か「条件は悪いが安らぎを感じる相手」かという究極の選択を迫られることになった。

この状況で重要になってくるのは、相手から得られるものをきちんと見極めること。誠から得られるものは、「エリート商社マンの駐在妻」というステイタスや優雅な専業主婦的暮らし。洋介から得られるものは、昔の自分を知っているという精神的な安らぎや安心感。
この先も婚活を続ければ誠のような恵まれた条件の男性と出会う可能性はあるかもしれないが、洋介のような人物は他にいないだろう。その安心感は、過去から現在までに積み重ねてきた時間が生み出しているものだからだ。ひとつだけ言えることは、未来は不確かだが、過去は確かであるということ。

優先順位はマズローに学べ。

バーベキューソースをきっかけに、食べ物の好みの話題で盛り上がった。食は365日が生涯続くのだから、見逃せないポイントだ。かの有名な心理学者マズローによると、食欲は 「生命維持のための本能的・根源的な欲求」と定義されている。いくら美人な女性を妻にしたところで、毎日コッテリとしたフランス料理ばかり食べさせられては、たまには焼き魚が食べたくなるもの。しかし作る側が焼き魚が嫌いであると困ったことになる。自分が嫌いなものを相手のためだけに作るというのはフラストレーションが溜まるし、何より2パターンの食事を作る手間がかかる。それが365日が永遠に続くことを想像してみよう。食の好みが違いすぎるのも考え物である。

食欲や性欲などの生理的欲求にはじまって、衣類や住居の安全や安定を得ようとする「安全の欲求」、集団に属したい誰かに愛されたいという「所属と愛の欲求」などがあり、順を追うにつれて実現が難しいとされるのが、マズローの欲求段階説。これを結婚生活上の欲求に置き換えてみた。

<1> 生理的欲求
いつでも美味しいものを食べたい。不自由なく性欲を満たしたい。快適な睡眠を得たい。

<2> 安全の欲求
安全で快適な住居に住み、好みの服を身につけることができるくらいの暮らしをしたい。

<3> 所属と愛の欲求
自分を愛してくれる相手と共に人生を歩みたい。「○○の夫」「○○の妻」であることを誇りに思える相手を出会いたい。

<4> 承認の欲求
愛する相手から価値のある人物だと思われたい。また互いに尊敬し合える関係でいたい。

<5> 自己実現の欲求
精神的にも物質的にも満たされた結婚生活を基盤とし、新たな可能性を追求しながら自己の更なる成長を目指したい。

どうだろうか? これは<1>の実現なしに<5>の実現は有り得ないとされている。<1>あってこその<2>、<2>あってこその<3>というわけ。いくら愛しているからといっても、食の好みが違いすぎたり、セックス嫌いだったりすると長くは続かないということになるかもしれない。もし二者択一で迷ったら、このマズローの欲求段階説を参考にしてみるのがいいだろう。

キャラクター分析

[5月22日 更新]

今回のPICKUPキャラクターは「コンカツ・リカツ」「佐々木 洋介」

バツイチワケあり男

  • 【年齢】 39歳
  • 【職業】 幼稚園の園長先生
  • 【状況】 バツイチ/病床の父親の介護

いつかは結婚したいと思ってはいるが、バツイチかつ病床の父親の介護をしているため、婚活にはいまひとつ積極的になりきれないでいる。

「バツイチワケあり男」の婚活ポイントを見る

婚活女子のホンネ

この前、度肝を抜く俺様男と出会った。独女友達4人と、年下独男という変な飲み会だった。33歳の独女4人を前に尻込みしたのだろうか、席に着くや否や「オレは、自分が食べたものだけ払うから」という場を一気に白けさせるような発言。ポカーンとしてる独女をよそに「オンナは28歳まで」「クラス1の美人がいい」「多少の社会経験は必要だけど中身は純粋じゃないとね」「オレの友達はみんなスゴイ人ばかりだからさ」と、ぜひ覚えておきたい名台詞を連発。挙句の果てには、「ポールスミスは、オレにとってはユニクロみたいなもんだから」とのたまった。

えーと、それがイケメンなら許されるのですが? えーと、それが会話を盛り上げるための自虐ネタであれば笑ってあげられるのですが?

彼にとっては「何のメリットもない飲み会」。だけど色恋に発展しなさそうな席であればあるこそ、人間の本性が出るものなのかもしれないと思った。

雨宮 雪(あまみや・ゆき)
1976年生まれ。派遣OL・ホステス・編集者を経てフリーライターに。
2007年にノリと勢いで結婚してしまったが割りと順調な結婚生活を送っている。