7.3 Update

婚活ドラマを通してリアルな婚活の実情に迫る!

4月から始まった2本の婚活ドラマ。みなさんご覧になりましたか?このコーナーでは、ドラマ放映後にドラマの内容を交えながら、実際の婚活事情や主人公になぞらえた傾向分析などを語っていきます。アラサーもアラフォーも、女性も男性も必見の内容ですよ!

番組レビュー

本当に大切なものを見つけるために

幸せは幸せを呼ぶ。

ついに最終回の放映が終わった「婚カツ!」、皆さんはどう観ていただろうか? 途中から商店街事業の方に注力するあまり婚活から遠ざかってしまい、最終的には婚活とは関係ないところの春乃と結婚したという結末だった。いかにも月9らしく優子と桜田がくっついて、匠は夫婦仲を修復させ、さくら地蔵商店街は婚活タウンとして見事再生を果たしたというハッピーエンドだらけだった。「無職でプロポーズはまずいでしょ?」と突っ込みを入れたくなる場面もあったが、再び区役所で職員募集の面接を受け、応募資格の「既婚者であること」を見事クリアし、即合格したというわけだ。

途中から気づいていた方も多いと思うが、意外なのが優子と桜田。あそこまで高条件にこだわっていた優子が桜田って・・・現実にはありえない!そもそも釈由美子レベルとまではいかなくても、普通にキレイな女性なら婚活しなくても結婚できている。仮に婚活をしていたとしても引く手あまたのはず。恐らく条件に妥協しない気の強さが原因で30歳まで結婚できなかったが、桜田と出会うことで人間的に丸くなっていったという設定ならわからないでもないが、それにしても少し極端すぎた。たぶん桜田は彼女が求めていた男性とは天と地ほどの差があるのだから。

探し続けることに意味がある。

さて、これで4月からスタートした、NHKの「コンカツ・リカツ」とフジテレビの「婚活!」が終了した。2本とも婚活をテーマにしたものだったけど、なぜか両方とも婚活で出会った人とのゴールインではなかった。NHKではフラれてしまうし、フジテレビの方は結局幼馴染みとくっついてしまった。

確かに婚活といえば、カップリングパーティーに参加したり、結婚相談所に入会してみたりというのがスタンダードだけど、結婚だけではなく仕事や人生について考えてみるというのも、婚活なのかもしれない。「婚カツ!」は、草食系で煮え切らない男が、いろんな人との出会いや仕事を通して本当に大切なものが見つかったという物語だったが、本当に大切なものを見つけるのは意外と難しい。だけど、探し続けることをやめたら、永遠に手にすることはできなくなってしまう。

婚活も同じだ。理想の相手を探すことに疲れて、活動休止してしまうこともあるだろう。だけど考えることだけはやめないでほしい。考えるのをやめるということは、成長を止めてしまうということだから。人との出会いの中で成長し続けることができれば、今よりももっと魅力的な自分になっているはず。そんなときに本当に大切に思える人と巡り合うのかもしれない。

婚活女子のホンネ

既婚も独身もいる半合コンという名の飲み会で独女のひとりがトイレで会ったときにこう呟いた。「おじさんたち、奢ってくれないの?」と。えーと、おじさんって最年長で40歳なんですけど? そして、あなたは35歳なんですけど? まして既婚者は奢りませんよ。だってキミに奢ったところでメリットないし、お小遣い決まってるし・・・。40代の課長が20代の部下のOLちゃんに奢るっていうのはアリだとしても、たぶんキミには奢らない。

合コンといえば男性が大目に払ってくれるものだと思ってる。自分はいつまでも奢られる立場だと思っている。といって自分が6歳年下の男性に奢ることはしない。正直、それが結婚できない理由なんじゃなかろうかと思った。人間は自分がいちばんいい時期のときの価値観で時間が止まるっていうけども、世間ではそういう女を「夢見る夢子ちゃん」と呼ぶのだ!どうか早く気づいてほしい。時間は平等に流れているということを。

雨宮 雪(あまみや・ゆき)
1976年生まれ。派遣OL・ホステス・編集者を経てフリーライターに。
2007年にノリと勢いで結婚してしまったが割りと順調な結婚生活を送っている。