近年話題になっている少子化の問題でもわかるように、結婚したくない男女が多くなってきています。
婚活をされている方達は、「結婚したい」と思って、パートナーを探しているわけですから、前向きな方達だと言えますが、はじめっから、結婚したくないという人も確実に増えています。
その理由を見ると、少しだけ納得できる時代背景も見えてきたりします。結婚したくない理由として...
...などなど。
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この10~20年の間で、確実に時代は「ひとりで生きていける」環境になりつつあります。昔は、女性が料理を作り、家事をして、男性が外で汗を流して働く姿がふつうでした。
しかし、現在は24時間できたての食事が、お金さえ払えば、リーズナブルに、食べれるようになりましたし、核家族化の影響で、お年寄りとの生活が少なくなり家庭料理の味も作り方も知らないまま、大人になってしまう男女も多いのです。
知らないのに、作れるわけありませんし、時間と労力、材料費などを考えても、ひとりなら外食の方が得ということもあります。
また、24時間、街が眠らなくなってきたため、労働時間もバラバラになってきました。夜働きながら、昼勤務の異性と出会うチャンスは、皆無といえるでしょう。
経済的にも正社員雇用が少なくなったり、リストラ・倒産など、安定収入が望めなくなってきました。まして、老後の年金さえ怪しい雰囲気です。
その中で、ふたりで働き、生活はできたとしても、結婚して子供を産んで育て、お互いの両親の介護、自分達の老後なんて事をいろいろ考えたら、どうしても結婚に対して、躊躇してしまうのかもしれません。
確かに、人生は先読みできません。未来の事を不安がって生きていても仕方ありません。それに、恋愛も結婚も出産も育児もそんな不安を吹き飛ばすくらい本来すばらしいことです。
しかし、そんな時代背景や、過度の情報(ネット・雑誌・テレビ・ラジオなどなど...)に若者が振り回されてしまうところも否めません。
多くの情報に振り回されるのではなく、結婚相手に理想や完璧を求めるのではなく、楽しい時間や生活を共有する相手を探すつもりで婚活を続てはどうでしょう?
「時代が悪い」と時代のせいにしている自分自身の今も、未来の時代につながっていることを忘れないで下さい。あなたの人生、時代のせいにせず、自分で、リセットしてすばらしい未来に変えていってもいいんじゃないでしょうか?