さまざまな事柄には時として、死角があります。婚活においても、人の視線、言葉、見え方などに、微妙な死角があるのをご存知ですか?
本人だけが、気づかないために損をすることもあります。婚活においての死角を数点書いておきますので、ぜひ、ご注意下さい。
婚活において「ボロは着てても心は錦」は通用しません。ボロは、ボロで映ります。しかし、高額のブランド品や借金をしてまで、頭のてっぺんからつま先まで、コーディネイトする必要はありません。身だしなみは、相手が不快に感じないように、最低限整えてから会うようにしましょう。
特に男性に多いのですが、床屋へ、きのう行ってきました・・・的な感じは感心できません。せめて1週間か2~3日前に行って、なじませておきましょう。自然な雰囲気が、大切です。また、テカテカのポマードは、あまり好感を抱かれません。ふけは言語道断。男女共アウトです。
靴はピカピカに磨いて安心していませんか?目線を変えて底を見て下さい。靴底はちびていませんか?歩き方にクセがある人は、意外と偏ったちび方をしています。イベントは、立食パーティーばかりではありません。お座敷などでは、靴を脱ぎます。脱いだ靴を客観的見てみましょう。大丈夫ですか?
また、靴下も大切です。女性は、ストッキング。穴が開いている物はいけないと気を配っていますが、意外と足の匂いは、自分では気がつかないものです。香水や、コロンは人によって好みがありますので、出かける前夜、10円玉を1枚、靴の中に入れておくと消臭効果がありますし、(履くときは、取って下さい)女性の場合、石鹸をハンカチに入れて、靴に入れておくと、脱いだ時、ほのかに石鹸の香りがします。
女性の方は、化粧をするのでそれなりにお手入れされていますが、男性の方は、眉毛のお手入れなどされたことない方も多いと思います。慣れないのに、自分でやると変になってしまいますので、美容院や床屋に行った際、整えてもらいましょう。顔そりをされると、顔の印象が明るくなりますので、一緒にしてもらうといいですね。
次に、内面が現れる表現のしかたです。本人に悪気はなくても、相手が少し不快に思う表現の死角があります。話し方だったり、視線だったり。少し気をつけるだけで印象は、かなり違ってきます。
人は、舞い上がってしまうと、いつもより早口になってしまいます。反対に「落ち着いてみせよう」と意識しすぎて、ゆっくりしすぎる話し方になってしまう人もいます。これは、場数を踏まないとはじめから上手く調整できるものではありませんが、頭に血がのぼってしまったら、素直に、「ごめんなさい。緊張してて上手く話せませんが、お会いできて、とても嬉しいです。」と言いましょう。多少の違いはあっても、お相手の方も緊張していますので、「実は、私も・・・」と、安心感が生まれます。「ありがとう」は、できるだけ顔を上げて、相手の顔を見て伝えましょう。パーティにおいて、料理を小皿に取り分けてもらったり、さりげなく椅子をひいてもらったり、ドアを開けて待ってもらったり...と、お礼を言う場面は、結構あります。みなさん大人ですから「ありがとう」は、自然に言われると思いますが、恥ずかしくて下を向いてだったり、ボソボソと言っては、伝わりにくいもの。たとえ目は見れなくても、ちょっと目線をあげて、相手の顔のあたりを見て笑顔で「ありがとう」と言うように心かけましょう。